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COE#1 Dandy Dharmawan - Ijen Lestari/USDA762,Kartika/CM Natural(Indonesia)

5,000円

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※挽いた豆(粉)をご注文の方は、必ず備考欄へのご記入をお願いいたします。併せてお使いの器具の名前をご記入いただけましたら、それに合わせた挽き方でご用意いたします。 ------------------------------------------------- 2024 - 2025 SPECIAL LOT《Ijen Lestari COE#1》 【INTRODUCTION】 生産国:インドネシア 生産地:イジェン レスタリ 生産者:ダンディ ダマワン 標高:1,550m 品種:USDA762(75%),カルティカ(25%) 精製:カーボニックマセレーションナチュラル カップの印象 複雑で有機的な果実味、ブラウンスパイス、リッチチョコレート インドネシアの2023年Cup Of Excellence1位獲得ロットを入手しました。カップの厚みとその妖艶さには、思わず目を見開いてしまうような感覚が詰まっています。 【INFORMATION】 その国で評価されるコーヒーを選び出し、オークションにて大きな付加価値がつけられる国際品評会の『CUP OF EXCELLENCE』。インドネシアでも2021年から開催されていて、世界中のカッパー(カップ評価技師)によって、各生産者のコーヒーがスコアリングされています。 2024年の春ころに開催された、直近のIndonesia COE 2023(2023年収穫の意味)で優勝したのがダンディさんのコーヒー。実は彼との出会いは2021年にさかのぼり、3年ぶりにBREATHでのリリースを迎えるに至ります。 わたしたちの1号店がまだ開店間もないころ、あるコーヒーバイヤーの紹介で知ることとなったのが、ダンディさんのコーヒー。彼がまだ輸出2年目のころに行っていた精製もののロットでした。そのころは恥ずかしながら彼のことを知らず、頂いたサンプルをカップして驚くことに。カーボニックマセレーションで仕上げられたロットは類まれな果実味と甘さを持っていて、なおかつクドさが無い。現在とは違い、知名度が高かったわけではない彼のロットは、そのクオリティに比して格安で、思わず国内に輸入していた残量のすべてを購入したことを覚えています。 あまりに感動したもので、バイヤーを通して彼とコンタクトを取ってもらい、その素晴らしいコーヒーの秘密と、これからへの期待を直接お話しすることに。そんな日々ののち、彼のカーボニックロットは2021年のCOE4位を受賞。聞いてみると、出品用のロットに特別なことはしていないらしく、改めて当時の出会いを幸運に感じたものでした。(その年、わたしの知り合いはこのコーヒーを使ってバリスタのコンペティションに出場。仕入れの値段を聞いたときに、彼も同じく目を丸くしていました。) 2021年の受賞から一躍有名となったダンディさんとイジェンレスタリのコーヒーは、世界中のバイヤーから注目されるように。クオリティに対する正当な評価と対価が与えられ、今となってはインスタグラムのフォロワーが3万人を超えるような人気のコーヒーカンパニーです。(なんというか、インディーズから応援していたバンドが世界進出しているような、ああいう感覚。嬉しいけど、飲めなくなっちゃって複雑みたいな。) 時は流れて2024年。イジェンのコーヒーは相変わらず世界中から人気で、なかなか紹介する機会がなく。そんななかでカップオブエクセレンスの1位受賞の報を聞き、とても嬉しい気持ちになったものでした。しかも、落札したものの一部は日本のロースターのもとに。ありがたいことに、こうしてブレスでも紹介できることとなりました。 クオリティはここでとやかく言うまでもありません。ぜひIndonesia COEのページをご覧いただけたら。カッパーのコメント共に、彼らの紹介も載っています。なんとスコアは91.41点。もちろん、焙煎後のカップも思わず目を見開くものがありました。 数か月前、別のインドネシアの生産者であるフリンサのフィクリさんがブレスに来てくれて、お店の中も一通りご案内。その時に、今回のロットの生豆を発見したフィクリさん。その場でテンション上がって、すぐさまダンディさんにフェイスタイムをつないでくれました。どうやらインドネシアの生産者同士の横のつながりは強く、彼らも仲がいいみたい。 とても久しぶりに顔を合わせることができたダンディさんは相変わらず謙虚な方で、日本で自分たちのロットが振舞われることを、そしてブレスでもう一度自分たちのコーヒーが楽しめることを、ともに喜んでくれました。 ただ優れたコーヒーを紹介するだけではなく、自分たちにとって思い入れのある生産者の作品を取り扱えることは、この上ない喜びのように感じます。テイストが優れていることはもちろんですが、なにかこれまでの積み重ねがそこにはある気がしていて、そんな時の流れにも思いをはせることができたらと、こんな文章を書いてみました。 生産国と消費国は二人三脚でこれからの未来を歩んでいくという事実を、ひしと感じた経験。2025年も様々な環境問題の懸念もあるなか、彼らの仕事と結晶を守り抜くためにも、わたしたちとして努力できることがまだまだあるのではと、気を引き締まるばかりです。

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