{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/2

Juan Carlos-La Tormenta/Geisha(Ultimo Corte)/Washed(Honduras)

2,650円から5,300円

送料についてはこちら

  • 100g

    ¥2,650

  • 250g

    ¥5,300

※挽いた豆(粉)をご注文の方は、必ず備考欄へのご記入をお願いいたします。併せてお使いの器具の名前をご記入いただけましたら、それに合わせた挽き方でご用意いたします。 ------------------------------------------------- Black Package Lot 036《La Tormenta》 【INTRODUCTION】 生産国:ホンジュラス 生産地:ラ トルメンタ農園 生産者:ファン カルロス 標高:1,500m 品種:ゲイシャ 精製:ウォッシュド カップの印象 レモン、パイナップルキャンディ、グリーンティー 繊細なレイヤーを感じる、爽やかで滋味深いホンジュラスゲイシャ。甘さと素材感のバランスが良く、誰でもその品質に納得できるような、上品な魅力を確かに感じる1杯。 【INFORMATION】 2年目の取り扱い、3年目の収穫となるファンさんのゲイシャ。昨年のクロップから初めて取り扱いを行って、その奥深さとテロワールとのバランスに、とてもいい印象を持っていて、今年もニュークロップをリリースしました。 最近のBREATHのホンジュラスは、サンビセンテの取り扱うサンタバルバラエリアのマイクロロット、そしてラパスのマリサベルさんのロットをよくご紹介しています。その中でも、サンタバルバラのゲイシャはなかなか無い出会いで、おもにパカスやパライネマが多い同地では、まだ珍しい品種かなと思っています。ファンさんのラ・トルメンタ農園でもこのロットで収穫3年目。昨年は、まだまだ若い木に実ったゲイシャ種というわけで、クオリティも未知数な部分がありました。一般的に3年目くらいからカップバランスが充実してくるそうで、確かに2年目のロットからは余白をうかがうこともできたのですが、今年のロットはやはり一味違いました。柔らかなゲイシャ種特有の芳香感や、他の品種にはなかなか見られないレベルのクリーンさはしっかりと存在し、昨年よりもしっかりと甘さの充実したカップの印象を感じます。 1/2ヘクタールの農園から始まった、ファンさんのコーヒー農園。収益を着実に投資して、同じくコーヒー生産を行う奥様とも結婚し、次第に10ヘクタールの農園へと成長しました。しかし、その農園は売却へ。 ご家族の病気の手術費用を捻出するためにゼロからのスタートを経験したファンさんは、それでもコーヒー生産をあきらめず、高台の安い土地を購入。しかしながら、寒さでコーヒーが実らず、再起には長い時間がかかったそうです。 ようやくここ数年で、パカスやブルボン、ゲイシャの栽培から、隣人のサポートもあって、2ロットのスペシャルティコーヒーにたどり着きます。 …ファンさんのひたむきな姿勢とあきらめない心意気が感じられて、なんだか姿勢が正されるような心持にさせてくれるロットなわけです。 農地はなかなかアクセスの難しい場所にあるそうで、天候によっては車が入れず、自らの足ですべての運搬を行うそう。コーヒーの乾燥処理は現状自身の家で行っているため、大変な労力です。それでもなお、年々いい環境と良いコーヒーのために、できることは欠かさない。そんな表情が、このロットからも感じられるでしょう。 農園には簡素なウェットミルがあり、収穫したチェリーはその日のうちにビニール袋に入れて12時間無酸素発酵。果肉除去しコンクリートタンクに入れてさらに12時間ドライファーメンテーション。その後、水を加え、木のパドルで洗いますが、この間、3回水を取り替えます。パーチメントは家に移され、アフリカンベッドにおかれ、8〜9日間の乾燥です。 ゲイシャの今年の生産は、収穫日でロットわけがされていて、今回取り扱いを行ったものは4月22日に収穫を終えたロット。Ultimo Corteは最終収穫の意味で、樹上でゆっくりと完熟に至ったもののみを使ったロットということになるでしょう。ぜひその魅力を存分に味わってください。来年も楽しみ。

セール中のアイテム