original
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/2

COE#8 Castillo Cerezo - Kalibus La Sierra/Geisha/Washed (Guatemala)

3,900円から7,800円

送料についてはこちら

  • 100g

    ¥3,900

  • 250g

    ¥7,800

※挽いた豆(粉)をご注文の方は、必ず備考欄へのご記入をお願いいたします。併せてお使いの器具の名前をご記入いただけましたら、それに合わせた挽き方でご用意いたします。 ------------------------------------------------- Black Package Lot 037《Kalibus La Sierra》 【INTRODUCTION】 生産国:グアテマラ 生産地:カリバス ラ シエラ農園 生産者:カスティージョ セレッソ 標高:1,600m 品種:ゲイシャ 精製:ウォッシュド カップの印象 和なし、マスカット、カモミールティ グアテマラカップオブエクセレンス2024 Exotic Washed 8位。飲みやすさと品種の華やかさ、その絶妙な位置に着地した印象の、品評会受賞ロット。 【INFORMATION】 2024年の夏に行われたグアテマラカップオブエクセレンス(COE)のオークション。COEはすでに何度も、ブレスのロット紹介に表れている単語なので、もうすでにご存じの方のほうが多いと思います。いわゆる国際品評会で、資格を持ったカッパーにより評価されたコーヒーのマイクロロットが、その得点順にランキングされる、年に一度の大きなイベントです。各開催国ごとに日程は異なり、その国の名生産者たちが毎年しのぎを削っています。最近では、インドネシアのCOE1位を取り扱ったことでも記憶に新しいかと思います。 インドネシアの際は、落札したロースターから購入したものをご紹介していましたが、今回は落札にも関わり…なんというか増して気合が入っているロットのご紹介となるわけです。 グアテマラのCOEはカテゴリが3種類に分けられ、それぞれに順位が決まるというかたちで行われました。多様化するコーヒーの精製アプローチや、品種による個性の評価を、より細分化して再評価する必要があるために思います。今回の落札ロットはExotic Washed(パカマラやゲイシャといった、伝統品種以外のウォッシュド)のカテゴリーでの受賞でありましたが、ほかにもExotic Honey & NaturalとOne Of A Kind(伝統品種=ブルボン、ティピカ、カツーラ、カツアイ、パチェ、カチモール、サルチモール)という2種類のカテゴリーがありました。わたしたちは幸いにも、そのすべてのサンプルカップをカッピング。それぞれの良いところを確認しつつ、グアテマラのコーヒーの可能性、特にエキゾチック品種の伸長度に、面白さを感じたものでした。 肝心の当ロットですが、エリア的にはニューオリエンテという、グアテマラ全体でみると小規模の農家が多く、品評会にもあまり露出していない地域に位置する農園のもの。エル プログレソからの受賞はほとんどなかったのですが、突如として2014年に91点以上の得点を経て第1位に輝いたのが、このカリバス ラ シエラでした。それ以降も1ケタ台の入賞を繰り返し、この地域の可能性を力強く見せてくれています。 普段はコーヒーの説明を詳しく行ったりするのですが、このロットについてはぜひ、COEの詳細ページを見ていただいてもいいかもしれません。英語ですが、最近は便利ですから、ページごと翻訳してみてもいいかなと。 https://farmdirectory.cupofexcellence.org/listing/8-kalibus-la-sierra-guatemala-2024-wet/ さて、カップのテイストということですが、さすがはテロワールに恵まれたゲイシャ種だけあって、しっかりとバランスの取れた爽快感と、複雑で甘い香りに覆われています。きっとグラインドした瞬間からわかる複雑で気品のある香りに、期待値も膨らむことでしょう。尖っているようなところはなく、ともすれば誰にでもおいしいと言ってもらいやすい、そんな普遍的なおいしさを感じる部分もあります。なんというか、ずっと飲んでいたい、そんなコーヒーです。 伝統的なウォッシュドゲイシャ。きっとその手法や木々の管理も徹底されていて、2014年からの時の経過を経ても、なるべく変わらない感動を守り続けているような気がします。とても丁寧で、実直なつくりのロットです。すぐに完売するようなことはないと思いますが、やはり生豆も開封したてのほうがより魅力的ですので、お早めにどうぞ。

セール中のアイテム