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Fikiri Akhim - Frinsa Estate/Indonesian varieties/Lactic natural (Indonesia)

1,400円から5,400円

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  • 100g

    ¥1,400

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※挽いた豆(粉)をご注文の方は、必ず備考欄へのご記入をお願いいたします。併せてお使いの器具の名前をご記入いただけましたら、それに合わせた挽き方でご用意いたします。 ------------------------------------------------- Fruity & Ripe《Frinsa Estate》 【INTRODUCTION】 生産国:インドネシア 生産地:フリンサ農園 生産者:フィキリ アキーム 標高:1,300~1,500m 品種:インドネシア系品種のミックス 精製:ラクティックナチュラル カップの印象 ベイクドアップル、アメリカンチェリー、ブラウンシュガー コントロールされた発酵プロセスが、純粋にポジティブな影響を与え、柔らかい果実味を実現したロット。クリアーであり、嫌みがなく、ジャバのコーヒーのイメージを変えてくれる。 【INFORMATION】 昨年の後半にブレスに訪れてくれたフィキリさん。思っていたよりも気さくな青年で、コーヒーのプロセシングと、未来に向けた環境に関する懸念を、熱く語ってくれながら、その場で彼の作ったコーヒーをテイスティングする機会がありました。いまもFrinsaのキャップやカバンが僕たちの手元にあって、ともにコーヒーのことを語ったあの時間がありありと思い出されます。そんな中で購入することとなった3つのロット。それぞれが品種違い、しかし精製は同じ(それもラクティックナチュラルという特殊なアプローチ)という、ややトリッキーな購入となりました。 BREATHでご紹介するインドネシアのコーヒーは、これまでの「スマトラ」「マンデリン」などというワードから連想するキャラクターとは、一味違ったオリジンであることが多いです。インドネシアの生産環境というのは少し特殊で、赤道直下の高温多湿がもたらす、乾燥工程のキャラクター(水分値が低くなるのに時間がかかりすぎるため、他国に比べて水分値が高い状態でも工程をどんどんと進めること)が、多分にテイストへの影響を与えている状態があります。これはスマトラ式という風に呼ばれ、独自の”インドネシアらしさ”を形成しているのではないかというわけです。 しかしながら、若い生産者たちの勤勉さとその努力は、これまでの精製過程の見直しや、新しいプロセシングの環境構成によって、スペシャルティとしてのインドネシアコーヒーの個性を獲得し始めています。 フリンサを運営する若干27歳のフィキリさんもその一人であり、自身の農園とジャバ地域の生産者との提携から、素晴らしいロットを生み出す努力を重ねているプロデューサーです。前回初めてご紹介したときはフリンサコレクティブ。つまり周辺農家さんのロットを取り扱いましたが、今回のロットは彼自身が厳密に管理するフリンサエステート(農園)のロットです。農園ではインドネシア系品種が何種類かに分けられて区画管理されており、それぞれの品種の様相を知ることができます。僕たちが購入したものはその中から選び分けて、LiniSとP88、そしてMix(品種の混合)です。 まず初めにご紹介するのはミックス。混合品種を、彼が想起したファーメンテーションを含むナチュラルプロセスによって仕上げたものです。タンクの中での発酵工程には、ラクティックのプロセシング名通り、ラクトバシラス属の乳酸菌が加えられており、乳酸菌優位の発酵環境から独自のフレーバーを形成することに成功しています。(他にも、土着の発酵食品から着想したテンペ菌を用いたものや、サッカリン酸を用いたものもあるそう) テイストは主張がはっきりとありながら、適度な甘さと飲みやすさを監視るフルーティカップ。決してクリアーなフレーバーをマスクするようなプロセスの強度ではなく、1杯を飲み切るときの適度な満足感があるように感じました。シンプルにうまい。そしてふと我に返ったときに、近くアジアのコーヒーの品質が、ここまでハイレベルになっているのかと、純粋な驚きに包まれることでしょう。ぜひこのミックスの味わいを脳にインプットさせて、今後リリースされる単一品種との共通点と、各品種の役割を探ってみてもいいかもしれません。

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